藤岡陽子のきのうのオレンジ

藤岡陽子のきのうのオレンジを読みました。

原題は夕空のうらがわでした。

きのうのオレンジは、どういう意味か読む前は計りかねていたのですが、登山靴の色のようです。

主人公の遼賀は専門学校を出てからレストランに就職。

店長をしていましたが、堪えられない胃痛に襲われ店員のすすめもあり病院へ。

そこで高校の同級生の女性看護師矢田に再会します。

まさかの末期胃がん

兄弟として育った恭平と雪山の遭難。

闘病生活とその心理が良く描かれています。

映画になって欲しいですね

f:id:u_rotas:20240508083019j:image