名取佐和子の文庫旅館で待つ本は

名取佐和子の文庫旅館で待つ本はを読みました。

若女将の円が居る凧屋旅館には、文庫が置いてあるレトロな部屋があり、訪れるお客さんに若女将がお勧めの本を伝えます。

5話構成です

次が読みたくなる本です。

一冊目は川端康成のむすめごころ。

二冊目は横光利一の春は馬車になってです。

三冊目は志賀直哉小僧の神様

四冊目は芥川龍之介の藪の中

五冊目は夏目漱石のこころです。

こころは高校の教科書に出てきました。

最後に若女将の円が本の匂いで読めない真相も分かります。

映画になってほしい本です。

お勧めの一冊です。